変化が年々加速する世の中において、有望なスタートアップ企業を発掘し、外部の知見や技術を取り入れるオープンイノベーションを活用することは、社会の変化に素早く適合し、最短で自社独自の正解に辿りつくための非常に有効な手段の1つです。
Kanematsu Venturesは、これらの手段を活用し、既存のお取引先さま、パートナーと共に、新規事業創造のお手伝いをグローバルに展開することを目的として、2018年7月にシリコンバレーにて設立されました。
事業の特色
スタートアップ発掘とイノベーション・ハブ
革新的な技術やサービスを生み出すスタートアップ企業の発掘を行うと共に、その過程で得た様々な情報を集約し、
ネットワークの提供や事業創造支援などを担う ”イノベーション・ハブ”として機能します。
また、スタートアップ・ビジネスパートナー・兼松グループの3者のコーディネートを行います。
グローバルかつ多様な産・学・官とのネットワーク
兼松グループの有する以下の多様なネットワークと、そこから得られる知見と情報を新規事業創造に活用することができます。
・VC / 大学 / 研究機関 / 行政などグローバルなネットワーク
・それらのネットワークから得られる優良なスタートアップ情報
・兼松グループを通じた情報の共有
・兼松の商社という特徴を生かしたグローバル且つ多様な業界/産業の情報
技術探索から事業化までの全フェーズにおける支援を提供
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新規事業開発の推進を以下の3つのフェーズで捉え、全てのフェーズにおいてきめ細かな支援を提供しています。
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1. 探索フェーズ
- 独自ルートによる革新的なスタートアップ情報の入手や、営業部の依頼に基づく技術探索や調査を行う
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2. 橋渡しフェーズ
- 事業プランの検討やシナジーの確認を営業部と推進。
一方スタートアップに対しては日本企業特有の文化・商慣習を理解させるなど、円滑に事業化検討が進むよう橋渡しを行う。
- 事業プランの検討やシナジーの確認を営業部と推進。
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3. 事業化フェーズ
- 出資や事業化までの伴走役として、スタートアップとのフリクションをできる限り軽減することで事業化に向けて集中できるように支援する。
事業の重点領域
グローバルなネットワークを通じ、国内外の幅広い分野をカバーしています。
主な活動領域としては、脱炭素関連(Clean tech, Climate tech)、Agri Tech,サイバーセキュリティ、 新素材、航空宇宙宇関連、自動車関連、フードテックなどが挙げられます。