ステンレス事業
世界のステンレス需要は年平均6-7％の割合で高まり続けており、今後も需要が続くことが予想されています。
その反面、ステンレスの主成分であるニッケルは電池材料としての需要の高まりを受けて、ひっ迫する状況になっています。その様な市場状況の中、兼松は、ステンレス取扱いの長い歴史で培われた知見を活かして、最適な素材とコスト削減についてお客さまにご提案します。ステンレスのみならず耐食性の高い金属を多数取り扱っているので、幅広い提案を行うことができます。
事業の特色
「お客さま第一」を実現する取扱い体制
兼松は、技術力の高い日本ステンレスメーカーの高品質な製品を中心に取り扱っており、長年の取引実績から強固な信頼関係を築いています。複数のステンレスメーカーとの強固な関係を背景にして、石油化学などの重工業向けからキッチン・家電などの日用品向けまでカバーできる幅広いグレードやサイズなどの仕様を揃え、お客さまの求める様々な納期や価格にお応えできる体制を築いています。
独立系の商社であるからこその「お客さま第一」を実現する取扱い体制にて対応します。
専門性の高いスタッフによるワンストップ窓口体制
兼松では、ステンレスのみならず、ニッケル合金・チタン等の他特殊鋼に関するご質問についても知見が深いスタッフが対応をさせて頂きます。
製品の種類によって相談窓口が違うといったストレスもなく、ワンストップでご相談できる体制を築いており、お客さまの満足度を最重視した対応とサービスを行います。
世界中のネットワーク・情報量を活かしたご提案
欧米・南米・アジアをはじめとした20か国を超える国の流通業者と取引があります。また日本国内向けステンレス販売を手掛けているグループ会社の兼松トレーディング、永和金属と密接に連携することで、世界各地の市場動向や需給状況などを把握しています。
これらから収取した情報によるマーケット分析や、用途開発・採用事例を踏まえたご提案、在庫の融通なども可能です。また、国内グループ会社では一部海外向けにパイプやチューブなどの板材以外の形状鋼材の取り扱いもあり対応が可能です。
事業の重点領域
ステンレス素材の貿易に関わる取引が中心です。主にステンレスメーカーから素材を調達し、問屋業のお客さまに販売する他、造管業者、コイルセンター等の加工業のお客さまへ販売しています。伝統的に非日系のお客さまがほとんどであり、家電関係、自動車関係、重工業関係、建築土木、台所用品などの幅広い分野に対して販売しています。
